チラシを配っている方、必読です。
その7 見学会チラシ
こんにちは。至福太郎です。
今日のテーマは「現場見学会のチラシ」です。
我々工務店は、新築の完成現場があるとお施主さんにお願いして「完成現場見学会」を開催することが、よくあります。
心を込めて竣工した住宅を展示会として利用させていただくのですね。
三か月も、四か月もかけて、作り上げた家は最新の技術や設備をお伝えする絶好の機会でもあります。
近所の人や、通行する人たちもどんな家ができたんだろうな?と興味津々。
見学会と言えば
この時、多くの工務店は今、商談中の見込み客だけでなく、新規の見込み客も獲得したいと、広くチラシを配布することは、多いです。
さらに、来場者に記念品を用意したり、アンケートを求める会社も多く、まるで展示会、住宅総合展示場みたいですね。
大々的に実施する時は、子供向けのイベントまであるようです。
もちろん、見学者に新築の家を汚されたり、傷つけられないように、入場者には手袋・スリッパをお願いします。
それでも、一生の夢が叶ったお施主さんからすると見知らぬ人が大勢で、ドカドカ入ってこられるのは心穏やかでないかもしれません。
そんなわけで、近年は、新規客を集めるための見学会チラシは、減少傾向です。
最近の傾向
それよりも、完全予約制の見学会が主流になりつつあります。
完全予約ですから、一日に見学していただけるのは三組か、四組になってしまいます。
誰でもいいから、見込み客を増やそう、という考え方ではなく、自社の考え方に共鳴していただける方だけに見てもらおう、という考え方です。
ひと組のお客様に、ゆっくり見ていただくことができ、また、こちらも、じっくり時間を割くことができます。
新規客の数が多いと、会社も、営業社員もなんとなく安心できるので、集客集客、と走りがちですが、フィーリングの合わないお客さんに無駄なエネルギーを使わなくて済む、完全予約制という考え方を取り入れるのは、われわれ少人数の会社が考えるべき道なのではないでしょうか。
そのためには、有力な見込み客を築き上げていく、普段の努力を戦略として描く必要があります。
「せっかくの新築現場を、どう活かしていくか?」に、重点を絞って、またお話させていただきたいと思います。
お楽しみに。
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ではまた!