コロナの影響で、私たちの社会は大きな変革の中にあります。
働き方、給与や雇用、収益方法そのものが見直されています。
そんな中、考え直すのは「社員の幸せ」であると提唱する方がいます。
その52 50個の幸せ
こんにちは。至福太郎です。
先日の日経新聞の取材記事です。
M&Aで有名な、日本電産の永守会長の対話が載っていました。
永守さんは小さなモーターの製作会社を、世界一に育てた方で有名ですね。
その経営は、M&Aで他の会社を買収して、自社に同化させるということで、規模を拡大されてきたようです。
たった3人で創業した会社は、今やモーター事業で世界のトップシェアを握るまでに成長し、
個人資産でも、日本の長者番付は6位だそうです。
スゴイ人ですねえ。
そんな永守さんが、コロナ発症の今を語っておられます。
コロナで変わる景色
以下、日経新聞の記事より抜粋します。
「コロナ終息後は、全く違った景色になる。
テレワークをどんどん取り入れる、劇的な変化が起きる。
東京都内の会社に勤める人が、山梨県に仕事部屋のある広い家を建てるようなケースが増えるだろう。
企業は、通勤手当を無くす代わりに給与を上げるほか、サテライトオフィスを作るなど、抜本的に環境を改善すべきだ。」
そして続けて、
「利益を追求するだけでなく、自然と共存する考え方に変えるべきだ。
地球温暖化がウィルス感染に影響を及ぼすとの説もある。
自然に逆らう経営はいけない。
今回は、戒めになったはずだ。
50年、自分の手法が全て正しいと思って経営してきた。
だが今回、それは間違っていた。
テレワークも信用していなかった。
収益が一時的に落ちても社員が幸せを感じる、働きやすい会社にする。
そのために、50くらい、変えるべき項目を考えた。
反省する時間をもらっていると思い、日本の経営者も自分の手法を考えてほしい。」
社員の幸せ
このように語っています。
すごいですねえ。
「収益が一時的に落ちても社員が幸せを感じる、働きやすい会社にする」
そのために50くらい変えるべき項目を考えておられるそうです。
私たちもいい機会です。
社員の50個の幸せを考えてみたいと思います。
今日は、日経新聞の取材記事から引用させていただきました。
ありがとうございました。