田舎暮らしを志し、さっそく一軒の古民家を視察に行きました。
家づくりのプロとして、あれやこれやと判断基準をリストアップ。しかし、そこで出会ったのは…
その65 コレに決めた!
こんにちは。至福太郎です。
比較的、地震発生の少ない地域で、あまり不便でも無いところで、空気の綺麗な静かな環境。
そんなイメージで、空き家を探し始めました。
人口の流入を促進しているところは、補助金を出している役所もあるようです。
農作業とは全く縁遠い私は、一般的に想像される田舎暮らしを想定している訳ではありません。
あまり不便な地域では、インフラの心配もあり、買い物や医療施設のこともあります。
ひょっとして、近所づきあいの煩わしさもあるかもしれません。
ある古民家に辿り着く
そんないろんなことを妄想しながら、兵庫県中央部の、ある古民家を視察に行きました。
環境を考えながら、家の診断です。
近くに川があって、氾濫しないか。
土砂崩れの心配は無いか。
冬が寒い地域ではないか。
そんなことを考えながら、一軒の空き家の前に立ちました。
築五十年の大きな家です。
本瓦葺き・入母屋の堂々とした家です。
でも、空き家になって数年以上経っているのか、けっこう、手入れが必要な感じです。
住宅建築は本職なので、耐震補強とか、断熱、設備の入れ替えなど、ボンヤリ考えていました。
まさかの即決!!
その時、元気のいい子供の声が、
突然背後から「こんにちは (^O^)!」
私も思わず「こんにちは!」と答えて振り返ると、
小学校四年生ぐらいかな、と思える男の子が立っていました。
そしてもう一人、近くに居た同学年と思える男の子も同じように、「こんにちは!」と元気に挨拶です。
『こんな明るい子供たちが、元気に暮らしている。そんな村なんやなあ・・・(´▽`)』
私はもう、この地域が気に入って、中も見ずに、この家を買おうかな、と決めました。